## page was renamed from DNS/浸透 = DNS/浸透 = <> {{{ DNSには「浸透」と言う言葉で表現されるような事象はありません。ごまかされないように。 }}} いわゆる「浸透待ち」はレジストリやレジストラの怠慢に起因しています。(NSレコードの変更) 移転時には委譲のためのNS TTL を短く設定すればすむことです。 -- ToshinoriMaeno <> ホスティング業者によって「浸透」等が不適切に使われている例 http://www.e-ontap.com/dns/propagation/hosting_faq.html https://jprs.jp/related-info/guide/019.pdf  https://jprs.jp/tech/material/iw2011-lunch-L1-01.pdf   DNSサーバーの引っ越し 2006年にはすでに「浸透」が使われていたらしい。http://echo.2ch.net/test/read.cgi/hosting/1144409895/17-n == 浸透はごまかしの言葉 == twitter上でtssさんが「浸透」をいうひとにメンションしておられますが、   反論をまとめると、「客を言いくるめる」のに都合がいいから使うのだ、 ということになります。 それもあって、私は「浸透」を使うひとは詐欺師だと考えるようになりました。  この業界には詐欺師は多いので、DNSだけではないのですが。 == A レコードの変更になぜ浸透を持ち出すのか == webサーバを移転するだけの話かと思っていたが、周辺の制約があるらしい。  それを説明できない業者か。 https://twitter.com/beyondDNS/status/725684008995049472?lang=ja [かなりの数のWeb屋さん]: ドメイン名を登録することまで含めて仕事を受けていそうだ。その仕事がなんらかの事情で他の業者に移されるのか。 webサーバだけの単純な移転というケースは多くはないのかもしれない。 (そういう状況を説明できないで、「浸透を待て」と言っているのだとすると、 DNSだけの問題でもないので、根の深い問題の可能性がある。) https://twitter.com/kazSuenaga/status/725690148554305536?lang=ja {{{ 現実的に、業者を変える場合すでにその業者の対応が何かおかしい (遅いとかも含めて)・意思疎通がうまくいかない状態になっている場合があるので、 悪意の有無と関係なく対応できない人たちになっていることはありますね。 }}} ---- ホスティング業者によって「浸透」が不適切に使われている例 http://www.e-ontap.com/dns/propagation/hosting_faq.html ocn.ne.jp はいまもこんな説明を続けているようだ。 -- ToshinoriMaeno <> http://www.ocn.ne.jp/hosting/order/shift/index.html http://nkshopping.biz/index.php?%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E7%A7%BB%E8%A1%8C%E3%81%AEDNS%E3%81%A8%E6%B5%B8%E9%80%8F%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 DNS情報の浸透 {{{ ドメインのDNSサーバ情報変更後、世界中のDNS情報が変更されるまで、 メール送受信やホームページへのアクセスが、新/旧サーバへアクセスされることとなり一週間程度不安定となります。 }}} https://serverkurabe.com/when-domain-reflected/ あやしい説明 -- ToshinoriMaeno <>    == 浸透が適切につかわれることがあるのだろうか。 == 2011年以降、誤用(?)は増加傾向らしい。理解は進んでいないのだろう。 こういうのが多いのではないか。 https://twitter.com/KOBA5884/status/833264202009554944 {{{ 当該ドメインに対してwebブラウザからアクセスしようとしてもDNSエラーで弾かれていたのが、 意図した設定通りのサイトにアクセスするようになった状態、という意図で「浸透」という言葉を使いました。 そうした表現をどこかで聞きかじって、特に検証せず使っていました。 }}}